外国産なのに和牛として販売されて問題になっている

投稿者: | 2017年8月8日

和牛というとそのよさは日本人だけでなく海外でも認められて絶賛されています。そういうことから海外の富裕層は和牛を通販やスーパーなどで買って食べる人も多くいるようです。

 

そういった日本の和牛に目をつけた外国人が和牛を海外で育ててWAGYUとして販売をしだしたのです。どういうことかというと和牛の遺伝子が海外に渡ってしまい生産されてしまったということです。それがWAGYU誕生となりました。

 

当然、育成方法などのノウハウもあり品種だけでは本来の和牛の肉質や味のレベルにまでは隔たりがありましたが、日本で2010年に口蹄疫、2011年に原発事故が発生して輸出に不利な条件になったときに一気にWAGYUが拡大したといいます。

 

知的財産として和牛を守りきれなかったところに日本にとって大きな損失があったといわざるをえません。拡大しつつあるWAGYUの質の隔たりも縮まっているともいわれています。外国産であるのに和牛として販売され気づかずに購入したり食したりする人も増えて問題になっています。