和牛は4種類あってそれぞれに特徴がある話

投稿者: | 2017年7月5日

和牛には4種類があります。「褐毛和種」「無角和種」「日本短角種」「黒毛和種」です。「褐毛和種」は「Japanesen Brown」と呼ばれ、黒毛和種についで2番目に多い飼育数となります。黄褐色をしていて、角がある牛です。褐毛和種は、性質が穏やかなため育てやすいという特徴があります。そして健康志向者に人気があるのは、赤身の多い肉質で構成されているからです。

3番目に飼育数が多いのは「日本短角種」です。英語で「Japanese Shorthorn」と呼ばれます。北海道や東北地方での飼育数が多い理由は、寒さに強いためです。さらに放牧で飼育できるため、コストも削減できます。頑丈で育てやすいという特徴もあります。肉質に関しては、少し粗いイメージがあります。

一番飼育数の少ない和牛は「無角和種」です。角が完全に退化していて、黒毛和種よりも黒色です。英語では「Japanese Poll」と言います。霜降り肉がブームになった際に、この種は人気がなくなりました。また肉質も粗いため、風味も黒毛和種に劣ります。しかし近年、健康志向が高まるにつれて、無角和種も少しずつですが人気を回復しています。和牛は通販で買うのが一番です。