それは、私がまだ一人暮らしをしていた頃の話です。仕事の帰りに、夕飯の食材を探しに食料品スーパーに立ち寄り、店内を物色していたときのこと、精肉コーナーを覗いていると、素晴らしい色をした、すき焼き用の、霜降り和牛が半額で販売されていたのです。こんな機会はめったにないので、椎茸や白菜、豆腐などのすき焼きの材料とともにその和牛を購入することにしました。和牛を食べるのは久しぶりでわくわくします。家に着いてから、さっそくすき焼き用の鉄鍋を取り出し初めて関西風すき焼きに挑戦することにしました。
最初に鍋を温め油を引き、最初に肉をさっと焼き、空いたところに野菜を置きました。焦がさないように中火弱ぐらいの火加減にしてお酒としょう油、砂糖を回し入れ、食材から出たうま味と溶いた卵だけでいただきます。厚みのあるしっとりとした肉を口に入れると、柔らかい肉がジューシーで最高です。また、甘い関西風の味付けが柔らかい肉にマッチして、この味付けにして正解でした。
やっぱり、和牛はいつも食べているアメリカ産の牛肉と全然違いますね~。また、和牛を通販で買って、食べてみたいと思いました。